イゲタロイの歴史 第3章

第3章 スローアウェイ工具の登場

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    「井ゲタロイ」から「イゲタロイ」へ

    1938年に登録された「井ゲタロイ」の商標は、1959年10月「イゲタロイ」に改称され今日に至ります。住友の標章である「井桁」に因んで「井ゲタロイ(IGETALLOY)」と名づけられましたが、商標に込められた"I GET ALLOY"(我、合金を得たり!)の感動とチャレンジ精神は、今日まで脈々と受け継がれ当社粉末合金部門の精神的支柱となっています。

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    SECバイト20型/30型シリーズの展開

    「3型SECバイト」が基本形となり、1966年には新規格(CIS、JIS)に基づいたカムロック式の「SEC-30型バイト」とクランプオン式の「SEC-20型バイト」が製品化されました。

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    SECバイトシリーズ

    さらに1976年に「SEC-小径ボーリングバイト」、1977年にISO規格準拠の「SEC-70型バイト」など、内径加工や外径加工用旋削バイトのスローアウェイ化が急速に進展しました。

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    SECカートリッジの開発

    業界に先がけて「SEC-カートリッジBU型」が1968年に、「SEC-マイクロユニットMP型」が1971年に開発され、加工時間の大幅短縮をもたらす複合ツーリング用工具として評価されました。

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    ダブルシアークリア刃形をもつPGM型用チップ(CSP53R)

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    SEC MILLハイクリアーシリーズが一世を風靡

    国産第1号のSECカッタ開発の経験を生かして、斬新な創意工夫の加えられた「SEC-MILLハイクリアーシリーズ」3タイプが1966年7月に発売されました。特にPGM型はシリーズの中でも最も人気を博し、一世を風靡するベストセラー商品となりました。

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    イゲタロイ「Eシリーズ」の開発

    1960年代にイゲタロイ新材種「Eシリーズ」(ST20E/U10E/G10Eなど)が相次いで開発され、ろう付けバイトやスローアウェイチップ用として主用されました。大阪万博を記念した「タイムカプセルEXPO70」にも収納(大阪城公園内)されています。

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    イゲタロイ長尺圧延ロール

    大型サイズの合金を作るため、1962年頃に静圧成形(ラバープレス)を採用した国内最大の圧延用超硬ロール(直径60mm×長さ1400mm)を作成し、翌1963年に『日刊工業十大新製品賞』を受賞しました。