難削材旋削用コーティング新材種「AC5005S」を開発、販売開始

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当社は、Ni(ニッケル)基耐熱合金や難削ステンレス鋼をはじめとした難削材の高能率旋削加工用に新材種「AC5005S」を開発し、2021年6月末より販売を開始します。

航空機や医療産業分野における機器・部品などには、耐熱性や耐食性に優れるNi(ニッケル)基、Co(コバルト)基、Ti(チタン)合金などの難削材が多く用いられるため、それらを加工する工具の需要は年々増加しています。

一方で難削材は高温強度が高く、切削加工時には工具刃先の温度が著しく高くなるため、工具寿命が低下し、加工条件を見直す必要があります。このような問題を解決するため、当社は難削材旋削加工において、従来比1.5倍の高能率条件で安定長寿命を実現する新材種「AC5005S」を開発しました。

これにより、汎用「AC5015S」、断続加工用「AC5025S」と合わせ、「AC5000Sシリーズ」を3材種に拡充しました。販売価格は当社従来品と同設定ながら、高能率化・長寿命化による工具交換頻度の低減と工具使用量の低減が可能となり、加工コストの削減に貢献します。

鋼旋削用コーティング新材種「AC5005S」を開発、販売開始

1. 特長

高温物性に優れる新開発の超硬母材と、当社独自のPVD*コーティング技術「アブソテック®(Absotech®)」を適用することで、難削材の高能率加工において安定長寿命を実現します。

2. ラインアップ

インサート:計103型番

3. 販売計画

初年度 1億円/年、3年後 3億円/年

4. 価格

(標準品) CNMG120408N-EG 850円(税抜き)


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* PVD(Physical Vapor Deposition):
気相中において、対象とする物質の表面に物理的に薄膜を蒸着する方法。

以上