当社は、アルミニウム合金加工用高能率カッタ「アルネックス®ANX型」に高面品位仕上げ用新刃型を拡充し、2022年7月より販売を開始します。

近年、自動車産業等において、燃費向上のための部品軽量化に伴い、アルミニウム合金などの非鉄金属材料の使用割合が増加するとともに、それらの切削加工における高能率化、工具の長寿命化ならびに加工面品位向上のニーズがますます高まっています。

当社は、これらのニーズに応えるため、アルミニウム合金加工用高能率カッタ「アルネックス®ANX型」(2019年4月発売)に、バリレス・光沢仕上げ加工を可能とするCVD(化学気相合成)単結晶ダイヤモンド「"SUMICRYSTAL V"™ SCV10」を刃先に適用したワイパーブレード「WS型」を拡充し、販売開始いたします。

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SCV10ワイパーブレード「WS型」

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アルネックス®ANX型

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アルミニウム合金加工での光沢仕上げ

1. 特長

  1. 単結晶ダイヤモンド「"SUMICRYSTAL V"™ SCV10」を採用
    当社独自の気相合成技術による単結晶ダイヤモンドは、優れた耐摩耗性・耐欠損性を 有し、アルミニウム合金の長寿命・安定加工を可能にします。

  2. バリレス・光沢仕上げを実現
    切れ刃をシャープにすることで、アルミニウム合金加工で課題となるバリを長時間抑制し、かつ光沢仕上げも実現します。

2. ラインアップ

ワイパーブレード(材種:SCV10) 1型番 (シリーズ合計9型番)

3. 販売計画

初年度12百万円/年、翌年度36百万円/年

4. 価格

(標準品)ANB1600R-WS SCV10 69,000円(税抜)

以上



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