住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、超硬ソリッドバー BXBR型のコーナー半径と材種を拡充し、2023年4月より販売を開始します。

自動車、IT・エレクトロニクス、医療などの小物部品の加工では、小内径の加工が多く、低コストかつ高品位に加工するニーズが高まっています。

当社の「超硬ソリッドバー BXBR型」は2コーナー仕様による経済性と、突出し量を任意で設定可能な汎用性、電子機器部品や自動車部品の精密加工に最適なコーティング材種ACZ150による高品位な仕上げ面により、お客様のコスト低減、生産性向上に寄与してまいりました。

このたび、お客様の様々なニーズにお応えするため、コーナー半径0.15mmの拡充に加え、刃先品位の向上により耐摩耗性に優れたPVDコーティング材種「AC1030U」を新設します。

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超硬ソリッドバー「BXBR型」

1. 特長

(1) 2コーナー仕様による経済性
バイトの両端が切れ刃の2コーナータイプで、コーナー単価の低減が可能です。

(2) 突出し量を任意で設定可能
シンプルな締結構造で、加工深さ5D(シャンク径の5倍)まで任意で調整可能です。スリーブも当社製品「HBX型」の他、市販のスリーブにも適用可能です。

(3) 抜群の加工品位と長寿命
鋭利な切れ刃形状と高密着で平滑なコーティング膜を組み合わせたAC1030Uにより優れた切れ味を長時間維持でき、工具の使い始めから交換まで加工面に発生するむしれを抑制し抜群の加工面品位を実現します。

2. ラインアップ

バイト(ブレーカあり)
 計21型番

コーナー半径
 0.05mm(材種:AC1030U) 7型番
 0.15mm(材種:AC1030U) 7型番
 0.20mm(材種:AC1030U) 7型番

3. 販売計画

初年度300万円/年、2年後800万円/年


4.標準価格

4,300~6,450円(税抜)



【登録商標について】
・SumiSmallは、住友電気工業株式会社の商標または登録商標です。


以上