当社は、高能率粗加工用高送りカッタ「SEC-スミデュアルミル DMSW型」用インサートの適用材種を拡充し、2021年10月下旬より販売を開始します。

近年、工作機械の性能向上により、自動車や航空機、造船、産業機械、金型などの分野では、生産性向上のため、高能率加工に特化した工具への要求が強まっています。

当社はこれらのニーズに応えるため、「SEC-スミデュアルミル DMSW型」を2021年6月より発売していますが、このたび、鋼加工に適した材種ACP2000/ACP3000、鋳鉄加工に適した材種ACK2000/ACK3000を拡充することで、大幅な能率向上および加工コスト低減を実現します。

SEC-スミデュアルミル DMSW型用インサートの 適用材種を拡充、販売開始

SEC-スミデュアルミル DMSW型

1. 特長

● ACP2000
鋼の高速加工用。耐熱亀裂性に優れる強靱超硬母材と新コーティングの採用により、高速加工での安定長寿命を実現。

● ACP3000
鋼転削加工の第一推奨材種。耐摩耗性と耐チッピング性に優れる新コーティングと耐熱き裂性に優れる超硬母材により、幅広い切削条件で安定長寿命を実現。

● ACK2000
鋳鉄の高速加工用。耐熱性に優れる強靱超硬母材と新コーティングの採用により、高速加工での安定長寿命を実現。

● ACK3000
鋳鉄転削加工の第一推奨材種。耐摩耗性、耐チッピング性に優れる新コーティングと高熱伝導率の超硬母材を採用、鋳鉄のあらゆる加工で安定長寿命を実現。

2. ラインアップ

インサート 計4型番 (材種:ACP2000, ACP3000, ACK2000, ACK3000)

3. 販売計画

初年度1億円/年 、2年後2.5億円/年

以上