当社は、高精度隅削りカッタ「SEC-ウェーブミルWEZ型」を開発し、2019年4月より販売を開始します。

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近年、機械加工分野で要求される寸法精度や加工品位は厳しさを増しており、加工する工具に対しても、壁面精度や、加工面の粗さへの改善要求がますます強まっています。

当社は、これらのニーズに応えるため、「SEC-ウェーブミルWEZ型」を開発しました。WEZ型は、超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組み合わせにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現します。また、大きなランピング角を有する刃径ø14~ø160mmまでの幅広いカッタラインアップと、新たに開発したミリング専用のインサート新材種を揃えており、自動車や航空機、造船、産業機械分野などの様々な加工に対応できます。

製品特長

【優れた加工精度と仕上げ面品位】
超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組み合わせにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現します。

【低抵抗で優れた切れ味】
シャープな切れ刃設計を有する研磨級インサートをラインアップに加えることで、軟鋼やステンレス、あるいはアルミニウム合金などの加工において、加工音とバリの発生を最小化します。>

【幅広い加工に対応】
大きな傾斜加工角度を有する刃径ø14~ø160mmまでのカッタラインアップと、新たに開発したミリング専用のインサート新材種が、幅広い加工用途への対応を可能にします。

ラインアップ

■ 本体(計125型番)

WEZ11型 刃径ø14~ø80mm (柄付き) 48型番
刃径ø40~ø100mm (シェル) 14型番
WEZ17型 刃径ø25~ø80mm (柄付き) 37型番
刃径ø40~ø160mm (シェル) 26型番

■ インサート(計98型番)10材種

販売計画

初年度6億円/年、2年後10億円/年