当社は、低抵抗インサート縦置きサイドカッタSEC-スミデュアルミル™ TGC型用インサートのコーナーRを拡充し、2024年1月より販売を開始します。

サイドカッタは自動車や工作機械、建機などの各種機械部品の加工で広く用いられます。一般的なサイドカッタの加工において、工具突出し量が長い場合には、びびり振動により加工面品位の悪化、工具寿命の低下につながるなど、さまざまな問題が生じることがあります。そのため、びびり振動を抑制する低抵抗製品へのニーズの高まりに応える切れ味の良いカッタが求められています。また近年、環境配慮の観点で電力消費を抑制しながら高能率で加工できるサイドカッタへの期待も高まっています。

当社はこうした期待に応えるため、低抵抗インサート縦置きサイドカッタ「SEC-スミデュアルミル™TGC型」を2022年11月より販売しております。このたび、より多くの加工現場や部品仕様に対応するため、インサートのコーナーR3種類(RE=2.4/3.0/3.2)を拡充いたします。

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1. 特長

(1) より多くの加工現場や部品仕様に対応
ボディはオーダー設計で刃幅17mm以上に対応可能で、溝加工をはじめ隅削りなどのさまざまなアプリケーションに適用可能です。

(2) 低抵抗・低振動を実現
切れ刃傾き角+10°の切れ味重視設計により、不安定な加工となりやすい低剛性ワークの加工でもびびり振動を抑制し、安定加工を実現します。

(3) 良好な加工面品位を実現
独自のインサート配置設計により、溝底のつなぎ目段差が目立たず、良好な加工面品位が得られます。

2. ラインアップ

インサート:
 計3型番 (材種ACU2500)/
 コーナーR 2.4 / 3.0 / 3.2 を追加

ボディ:受注生産

3. 販売計画

初年度3千万円/年、2年後5千万円/年

4. 価格

インサート:3,340円(税抜)

以上